生誕100年 船田玉樹 展 練馬区立美術館

こんばんわ!モンです

 

今日も残暑ざんしょ!

天気ネタから入るときはネタが無いなーんて書きましたが、今日はありますよー

 

こちら!!!

生誕100年「船田玉樹」展 を観に行ってきましたー

 

それほど私日本画に精通してる訳ではありませんが「船田玉樹」聞きなれない名前

です。

 

それもそのはず「船田玉樹と聞いて分る人は、よほどの日本画通。後半生のほとんどを郷里広島に隠棲して中央画壇から遠ざかっていたからです。」(チラシより)

だそうです。

 

しかし先日、練馬区立美術館の前を通りかかったおり上の写真の色鮮やかな花の絵を目にした時、これは日本画なの?なんなんだこの狂った様な色使いは?と思い

気になっていた展覧会です。

 

「船田玉樹」とにかく作風がバラエティーに富んでいます。

一人の画家が描いたものなのか?と思えるほど初期の日本画から一転、抽象画に行ってみたり、水墨画に行ったり、正にチラシにあるように「異端にして正統、孤高の画人生」

 

作品はバラエティーに富んでいますが、なんか一本これ!という筋が通っています。

 

特に印象に残った作品は写真の「花の夕」(1938年!に描かれています。色使いがモダンすぎる!)「暁のレモン園」(静寂の中にレモンが蛍の様に灯っています)「竹林」(竹林を流れる風の音が聴こえてきます)「九品仏の雨」(こちらもサーという雨音が画面から溢れる様)「河童の芸術家」(河童の国でも芸術作品は売れないと言うユーモラスな作家の心情を語った様な作品)などなど

 

「船田玉樹」なにせ作品数が多いので時間に余裕をもって観賞する事をオススメいたします。

 

私は日曜日の午後に行ったのですが、来場者もそれほど多くなく(だめじゃん!)

2時間以上かけて、ゆっくり観賞いたしました!

 

個人的にはそれほど対峙したくなる作品が多い「船田玉樹」展でした。

大満足!!!

 

作品を鑑賞終って美術館の外に出ると「船田玉樹」に描いてもらいたい様な

夏の夕景が広がっていました!(夏の絵のイメージの人じゃないので余計描いてもらいたい!なーんて)

人気の「フェルメール」もいいですが、作品よりも他人の頭ばかり観るのなら

じっくり、ゆっくり近所の「練馬区立美術館」オススメです!!!

 

「船田玉樹」詳しくは こちら 是非!!!