O.N洋画劇場「メランコリア」ラース・フォン・トリアー

こんばんは。あかしです。

 

今日は、なんて蒸し暑い一日だったのでしょう。

台風の影響でしょうか。

強くて、大雨を降らしているようで、関東エリアも火曜日辺りから心配ですね。

 

16時過ぎに地震もあり、(私は接客中で、全く気付かず。。。。)

自然の恐怖は、あの大震災以降、私の不安をかき立てます。

 

さて、先日早稲田松竹に映画鑑賞してきました。

ラース•フォン•トリアー監督作品『メランコリア』と『ダンサー•イン•ザ•ダーク』の二本立て。

『ダンサー…』の方は以前公開された時に観賞済み、『メランコリア』は全く知りませんでした。(お恥ずかし!)

内容をさらっとモンから聞いたら、なんだか面白そうなSFなのね(その時点で私ちょっと勘違いしてましたが)と思い、『ダンサー…』が衝撃的でとても胸に強く残っていたので半分期待、半分SFか、、最近SFづいてるなぁと軽く考えておりました。

 

みなさん、『メランコリア』ご覧になったことありますか?

 

とにかく、こちらの映画、『あーーーー、、、、、。。。。。』と言葉を失い、あまりの感動(心が動かされるという意味です)に、なす術の無いことってどうあがいても変えようが無いんだと考えさせられたのです。

 

ご覧になってない方もいらっしゃると思うので、詳しくは書きませんが、それぞれの立場で現状の問題を感じさせてくれる作品だと思いました。

 

『泣いてもいい。笑ってもいい。もう世界は終るのかもしれないから…。鬼才アース•フォン•トリアー監督が圧倒的な映像美で描く、衝撃の最新作!運命に抗うか、それとも永遠に身を委ねるか。世界が終わりを告げる瞬間、あなたならー?(早稲田松竹チラシより)』

 

この文句がこの映画について妥当に述べてるかどうか、ある衝撃だけを追っかけてるような気もしますが、

 

『過去、現在、未来、星は絶えず生まれ、滅びていく。人間だけがこの広い宇宙に存在しているわけではない、宇宙は限りなく謎に満ちているが、常に宇宙そして地球はそこにある。この大きな存在の前では星、この地球は儚く、そして偶然に存在する。偶然いるということが自然な姿。また必然な運命には自然であること、それが心と身体を解放してくれる。そこにある受難は自分の心に静まりとして響いてくる、、そうか受け入れてみよう。。。。その先に待っているのは自然な自分だ』

見終わったあとの感想です。

ぼんやりと曖昧な表現ですみません。

 

最近観た映画の中で、最も衝撃度が強く、心に響いた良い映画でした。

 

この監督、ご自身が鬱病で悩んでいるそうで、その意味からも人生観はそういう切り口もあるのね、と思わせてくれます。

 

『奇跡の海』の監督なので、どの作品もこの監督らしい悲壮感や無力感、その中での小さな救いーこれは観る方によっては救いじゃないと思うらしいですが、私にはそう感じ、それがあるから後味が悪くないと思いました。

これから起きるかもしれない困難な事にも私は果たして冷静に受け止められるのか、それが問題です。。。。

ビクビク、肝っ玉小さいので、ちょっとしたことでも驚くクセ、ちょっと改めないと、、、、(汗)

 

 

皆様も観る機会があれば是非オススメします。

本当は映画館がいいのですが、だってとっても映像が素晴らしく、小さな画面ではもったいないんですもの。。特に最初とラストの映像は大画面で観るべしです。

 

 

映画のホームページ、興味ある方は見てみてください!

 

日本の公式HP

 

海外版公式HP  こちらの方がオススメ!すごく作り込んだページです