アンディ・ウォーホル

こんばんわ!モンです

 

先日のNHK-ETV特集「顔に魅せられた男〜特殊メイクアーティスト・辻一弘の挑戦〜」観ました?

 

ハリウッド特殊メイクの世界で活躍しアカデミー賞に2度もノミネートされている日本人「辻一弘さん」の新しい挑戦を追った番組だったのですが、その新しい挑戦って言うのが

 

有名人の顔を特殊メイクによって忠実に再現するというアート作品。

 

今回の番組では美術界のスーパースター故「アンディー・ウォーホル」の特殊メイク彫刻に密着取材、もうこれが似てるとか似てないとかの問題じゃなくて気持ちが悪い(良い意味でですよモチロン)最後に目を彫刻に入れるのですが本物の目を眼球の裏から押し込んでいる様で痛いって思える程素晴らしくリアルな作品でした。

 

その中のエピソードで「アンディ」が自身の美術工房「ファクトリー」で「ヴァレリー・ソラリス」と言う女性に32口径の自動小銃で撃たれて(アンディは一命を取り留めます)以来、事件の影響もありあまり人前に姿を現さなくなったと言う事件が紹介されるのですが、ちょうどそれが私が前日にCDを整理していた時に見つけた

サウンドトラック「I SHOT ANDY WARHOL」で描かれている事件なのですね。

 

で今日商品整理をしていたらワタリウム美術館館長だった故「和多利志津子さん」の本が出て来て何気なく手に取ったら、第一章が「アンディ・ウォーホル 」。

因に「和多利さん」は日本に初めてと言って良いくらいに「アンディ」を紹介したお方でもあり、この本の中で「アンディ」が死亡する五日前に「アンディ」と食事をしていたという事を書かれていました、そんな凄いお方。

アンディ・ウォーホル アイショットアンディウォーホル アイラブアート

 

しかしこれほど「アンディ・ウォーホル」が立て続けにつづくと以前、東京都現代美術館で「大回顧展」観たから今回はスルーで良いかなぁなーんて思っていた、森美術館で開催中の

 

「アンディ・ウォーホル展 永遠の15分」が急に気になってしょうがない!

 

(写真は上左 サウンドトラック「I SHOT ANDY WARHOL」(非売品)左下「和多利志津子著 アイラブアート」右下「ウォーホル/バナナキーチェーン」は販売中)

 

HP見る限りはウォーホルの私的アーカイブ「タイム・カプセル」以外さして目新しくもないけど・・・。

 

あーでもウォーホル作品の中で私が一番に好きな「ダイアモンドダスト シューズ」のシリーズを久々観たい!!!(これは写真で見るよりも本物を観るのがゼッタイ綺麗です)今回は展示されているのでしょうか???

 

56日まで開催中なので要検討かな?

 

和多利さんの本「アイラブアート」のアンディ・ウォーホルの章の最後の言葉

 

「アートの次ぎにくるステップは、ビジネスアートだ。僕は最初、商業美術で始めたけれど、最後はビジネス芸術家で終りたい。アートビジネスマンかビジネスアーティストになりたかったんだ。上手なビジネスは、いちばんうっとりするアートだ。お金もうけはアートだし、いいビジネスは最高のアートだね」(ニューヨーク近代美術館の「ウォーホル回顧展」カタログより「ウォーホルの語るウォーホル」。)

 

本心なのか?どーなのか?

人を煙に巻くのが好きだった「アンディ・ウォーホル」らしい言葉。

 

愛犬の名前は「フォーチュン」(富)と「フェーム」(名声)だったそうです。