小林敏明教授の「ライプツィヒの街から 32 孫たち のための おせち料理」

こんばんわ!モンです!


いやいやいやいや12月30日、2014年のファイナル・カウントダウンが遂にスタートしたような今日。


昨日とはうって変わって、穏やかな一日<大掃除>にせいを出された方も多かったのではないでしょうか?


ドイツの小林教授から本年最後のレポートが届きましたよ!


それでは!教授、本日もよろしくです!!!



「孫たち」のためのおせち料理
 

前回の渋谷公会堂騒ぎの記事から、あっという間に三ヵ月が経ってしまいました。


途中京大に呼ばれて日本を一週間で往復したりしたのですが、それ以外はただ机に向かい、しかめっ面をしてキーボードを叩いているだけの毎日ですから、これといったネタもなく、ついご無沙汰ということになってしまいましたが、それでも年末年始の挨拶ぐらいは、と思って筆をとりました(こういうの、筆をとるというのかな?)。
 

今年の年末は何をするかというと、「孫たち」のためのおせち料理作りに励みます。僕には本物の孫がいないので、ここ数年知り合いの可愛い子供を勝手に「孫」とみなして、オジーチャンごっこをしています。いまではその数五人ほどになりました。 


自分の子や孫とちがって、この方法がいいのは、勝手に気に入った子を選ぶことができるということです。

自分の子は、そうはいきません。オカチメンコだろうが、ヌケテいようが、自分の子は自分の子です。仕方ありません。


その点、他人の子は便利です。気に入らなければ、生まれても「良かったね、おめでとう」の一言で知らん顔をしていられますし、これと思えば、「僕がオジーチャンになってあげようか」などと甘い声で申し出をします。まず、こう言われて嫌だという人はいません、経験上。
 

ということで、ある日この「孫」の親たちに向かって、「今年は孫たちにおせち料理を作ってプレゼントする」と宣言してしまったのです。酔っ払ってウケを狙っての失言なのですが、もう引っ込みがつきません。


そもそもおせち料理なんて、どうやって作るんだ。 

そこでインターネットを検索して献立作り。


しかし、問題はその情報に見合うような食材がありません。ここは日本食に関しては僻地、寒村、孤島、ぺリフェリともいうべきライプツィヒですから(なんか恨みがこもってますね)。できそうなものをいろいろ考えて、結果到達したのが、次のような献立です。
 

煮しめ、だし巻き卵、なます、鶏のから揚げ、ホウレン草のゴマミソあえ、サツマイモのキントン、中華餅、といったラインナップですが、これで親の方はだませるとしても、肝心の「孫」たちはどうですかねえ。まったく自信ありません。「何コレ」の一言で軽く一蹴されてしまうかも。


今日三〇日から、びくびくしながら今年最後のご奉公です。
 

年が明けると、さっそく例のヒュイの誕生日でまた巻き寿司を作らなければならず、しばらくは料理の毎日になりそうです。
 

では、みなさん、孫のある方もない方も、良いお年を。



教授ありがとうございました!

献立を見るかぎりは、美味しそうなおせち料理が出来そうじゃありませんか。

お孫さんたち喜ぶと良いですね!


教授、本年もお忙しい中のレポート助かりました!

渋谷公会堂の教授の勇姿は眼に焼き付いてますよ(笑)


ご連絡忘れておりましたが(スミマセン)朝日新聞にも「きたやまおさむ」さんの記事に

名前こそ出ておりませんでしたが、教授の事が書かれておりました!


それでは、教授!来年もレポート楽しみにしております。

よいお年をお迎え下さい&おせち頑張って下さいね!


我々オイルライフは、まだまだガンバリ1月3日まで営業中ですよーーー!

詳しい営業時間は コチラ から!


明日も営業中でーす!



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コメント: 2
  • #1

    aoitombopl@gmail.com (水曜日, 27 12月 2017 22:59)

    小林敏明教授著の「夏目漱石 と西田幾太郎」の本の89ページから90ページにある漱石参禅の折の漱石の 見解を書いてありますが その出典を 漱石のノートからとしておられますが 漱石全集の断片の中にあるのかどうか 知りたいです。「次日 入室して見解を呈して曰く物を離れて心無く心を離れて物なし他に言うべきことあるを見ずと」この記述はドコからの引用でしょうか?漱石全集には ノート「超脱生死」というのが見当たりません。小林敏明教授にお尋ねできたら 幸甚に存じます。

  • #2

    オイルライフ モンです (火曜日, 02 1月 2018)

    aoitomboplさま

    コメントありがとうございます
    小林教授に確認を取りましたところ
    以下の連絡がありました

    引用させて頂きます

    質問に対する答えですが、今 日本にいるのではっきりしませんが、
    たぶん岩波の漱石全集に入っていたと思います。
    夏目漱石全集にもいろいろありますが、僕が今回使ったのは基本的に岩波の全集でしたから。

    との事でした
    解決なされましたでしょうか?

    これからもブログご愛読ください
    ありがとうございます。