小林敏明教授の「ライプツィヒの街から 34 現地レポート ペギーダ レギーダ 反イスラム・ライプツィヒデモ」

こんばんわ!モンです


先日もドイツ・ライプツィヒ在住の小林教授から欧州に広がる「反イスラム」デモのリポート送って頂きましたが本日は続報が届きました。


それでは教授お願いします

いやあ、今日のライプツィヒは一日大変でした。


先日報告したPegida(ペギーダ)のドレスデンでのデモが禁止されたため、彼らは今日のライプツィヒでのデモに全国動員をかけてきました。

これに対抗する側もただちに反応し、ベルリンあたりからはアウトノームと呼ばれる極左派のグループが押しかけ、にわかに街中が厳戒態勢に包まれてしまいました。


昼ごろから上空はヘリコプターが飛びまわるし、駅を中心として街中は警察官だらけ、それでもあちこちで衝突があったようで、電車は止まるは、店は早仕舞いとなるは、大騒動です。


さきほど僕が街の様子を見て家に入ろうとすると、ちょうどその前で通りを封鎖していた警察官から身分証明書を要求されました。目の前の建物を指して、ここに住んでいるんだけれどと言っても信じてもらえず、じゃあ、一緒にうちまで行きましょう、そこで身分証明書も見せますから、と言ったところで、ちょうどそこの封鎖解除指令が出て、やっと自分の家に入れたという次第。


Pegida(ライプツィヒではLegidaレギーダ)とそれに対抗するデモとで数万人が入り混じる大混乱、この騒動は1989年のデモ以来だそうです。 

今、夜に入ってこうして記事を書いている間も家の前をPegidaかネオナチのグループが叫び声尾を上げながら通ったため、それを取巻く対抗側からスプレヒコールや爆竹が飛び、機動隊が中に入って両者を分けようとしています。この困った状況、しばらく続きそうです。 




教授ありがとうございました!

朝日新聞(写真は朝日新聞より)でも先日の一面トップに続いて続報が国際面で大きく取り上げられておりました。

 

フランスでは「わたしはシャルリー」デモ、ドイツでは「反イスラム団体」デモ、フランスの新聞社襲撃テロに端を発したヨーロッパでの<反イスラム>のうねり、収まりそうにありません。

 

日本でもイスラム国によるジャーナリストと会社経営者誘拐身代金請求をうけて混乱がおきております、テロ戦争(21世紀はテロリストとの戦争の時代になると、どこぞの賢い人が言ってたな)日本も決して人ごととはいえない時代ですね、お二人の無事の帰国を願うばかりです。

 

教授も巻き込まれない様お気をつけて!またの続報がありましたらお願い致します。

ありがとうございました!



1月24日(土)25日(日)営業時間が変更となっております


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