RETURN OF THE RUDEBOY リーターン・オブ・ザ・ルードボーイ展

こんばんわ!モンです。

 

今日は、先日見に行った写真展のお話を・・・つってももう1週間以上も前の話なんですけど

古いネタでスンマソン!

 

しかも4月一発目エイプリルフールとか新社会人とか他にもネタあるだろうにこれまた

スンマソン!

 

ではスタートです。

リターン・オブ・ザ・ルードボーイ展

 

ルードボーイ(ルーディーとも言う)英国に第二次大戦後移住したカリビアン(英国領だったジャマイカなど)達のまあひらたく言えばオシャレな不良少年のこと、彼らの独特のファッションやカルチャーがクールでカッコいいってんで、そのスタイルを当時の若者たちが取り入れたUKストリートカルチャー、その歴史は現代まで形を変えながら脈々と受け継がれています。

特長としては音楽と密接に関係していること、ミュージシャンの恰好を真似してみたりアレンジして着こなしてみたり。

 

レゲエのルーツ SKA(スカ) などは特にそうですね

 

70年代後半英国ではパンクロックと共に黒人移民二世によるレゲエバンド(ブリティッシュ・レゲエ)が登場したり、パンクバンドがレゲエやダブをプレイしてみたり、その流れで

スカ・リヴァイバル(2トーン・スカ)が起きました。

 

写真はそのスカ・リヴァイバルの代名詞的レーベル<2トーン>(ザ・スペシャルズ、マッドネス、ザ・セレクター、ザ・ビート)のバンド <ザ・セレクター> の女性ヴォーカル

「ポーリーン・ブラック」

 

歳をかさねてもクールっすね!数年前再結成してたな・・・オン・マイ・レディオ♪

左のドレッドロックスの男性はDJ映像作家の「ドン・レッツ」

このお方はパンクロックとレゲエをつなげた人物としてリスペクトされてます。

(先ほどのお話の張本人)

 

私も大好きなレゲエは、この人がいたからこそバンド<ザ・クラッシュ>を通じて日本の地方の少年(私含む)にまで影響を与えたのです。考えてみたらそれって凄くないですか?

 

数年前に実際にそのDJプレイを体験した時は感動したなぁ

黒人だけじゃなく白人もそのルーディースタイルに魅了されています。

 

70年代英国はサッチャー政権下で景気が悪く仕事にあぶれた一部の人達の間で人種対立が高まって ゆきます(景気が悪いとこういうことが起きるのは現代といっしょね!嫌だイヤダ)

 

そんな中、前出の<2トーン>と言うレーベル名には黒と白、黒人と白人の対話融合お互いに仲良くやろうぜ!という意味も込められています。


実際に中心的バンドだった「ザ・スペシャルズ」のメンバーは黒人と白人で構成されています。

オオォオオーーーカッチョいいなぁーコノ服!

と思ったら現在メンズ・フッァション界で注目の英国ブランド

「アート・カムズ・ファースト」でした。

アート・カムズ・ファーストの中心人物お二人

 

バンド・ミー・ダウンスタイル、それが我々が解釈するルードボーイスタイルである。

自分独自のスタイルで決めていて、常にカッコイイ。

アート・カムズ・ファーストでは、DJの洋服のチョイスを取り入れている。

彼らは様々なスタイルをミックスさせることで、全く新しいスタイルを生み出すのだ。

これらのデザインは、スタイルを我々へ継承してくれた歴代のルードボーイとルードガールへのオマージュなのだ。

(会場にあったメッセージより)

 

<自分独自のスタイル>これまったくそのとおりで何が流行ろうとも流されない、英国在住の私の友人のご主人フィリップ(黒人ドレッドロックス&ダブDJ)もその一人。

必ずズボンを短くくるぶしあたりまでロールアップして履く、それがとても似合っててカッコイイ、彼曰く「これがフィリップ・スタイル最近真似してるやつをたまに見るけど始めたのはオレがロンドンで一番最初」って言いきってますからね。

 

独自のスタイルってやつね正に・・・。


会場にはレゲエ・ミュージックの象徴とでもいうべきサウンド・システムもうず高く鎮座しておりました。


昨年30周年を迎えた日本メンズフッァション界の重鎮「菊池武夫」氏の2015年秋冬コレクションのテーマが「ルードボーイ」


ココ最近メンズファッションのトレンドはアメリカンなスタイリング(七三分けにブロウタイプの眼鏡とか)が主流だったので、新しいトレンド誕生の予感・・・。

そんなルードボーイ、ルードガールに捧げるこんなアイテムもご用意

ご来店お待ちいたしております。

 

 ブログ長くてスンマソン!