小林敏明教授の「ライプツィヒの街から65 コロナとキムタク」

こんんばんわ!モンです

 

ドイツの小林教授からレポが届きました

もちろん今の時代ですからメールにテキストが添付されてくる訳ですが

そのテキストのタイトルを見て、一瞬目を疑いました!!!(笑)

そこにはキ、ム、タ、クの文字!!!

ドイツ語でキムタクって単語でもあるのかな???

あっアレかドイツ名物のソーセージの新しいフレーバーの名前とか???

真相や如何に???

 

それでは教授!本日もよろしくお願いいたします

 

 

 

コロナとキムタク

 僕のコラムのタイトルに「キムタク」などという言葉が出てきて、驚いている人もあるかもしれませんが、この「キムタク」は紛れもなく、あの「木村拓哉」元SMAPのあの人です。

僕はこの人の名前ぐらいは知っていましたが、どんな歌を歌って、どんなドラマに出ていたかなどということは、まったく知らず、ジャニーズが売り出したミーハー好みの可愛い男の子だろうぐらいのイメージしかありませんでした。それが、なぜここへきて突然「キムタク」なのか。

 

ご存じのように、コロナってやつはまったくもって有り余るほどの時間だけは作ってくれるので、僕のように、何もしないまま家に閉じこもっていると、どうしてもTVやヴィデオにかじりり付くということが起こります。その結果、前にも報告したように、ふだんだったら見る機会もないような昔の映画などを観ることになります。

 

僕の場合でいえば、小津安二郎、成瀬巳喜男、黒澤明、川島雄三、新藤兼人、今村昌平など、ネットにアップされているものを片っ端から拾って観たのですが、そのやり方で古典的な名画はほとんど観てしまった最近は、TVドラマの方にも目を向けるようになり、この間は向田邦子関係の作品をやはり片っ端から観てきました。あの田中裕子、加藤治子、小林薫をコアのメンバーとする新春シリーズもほぼ完読ならぬ、完観したところです。二人の女優もさることながら、小林薫はどんな役どころもこなす、本当にいい役者ですねえ。『空の羊』などという作品の演技は見事なものです。

 

当たりはずれのない向田作品をあらかた観終えた後に、単発ではなく、何か一つのテーマのもとに系統立てて観てみようと考えて、最初に向かったのが、一時期評判の高かった韓国の恋愛ドラマです。これについては評判だけで、一本も観たことがありませんでしたから。幸い有名な『冬のソナタ』を発見することができたので、これを通して観た後、ネットに上がっている韓国の恋愛ドラマを探しては観てみたのですが、どうも『冬ソナ』ほどの感動は得られません。あのチェ・ジウほど切なくチャーミングなヒロインにも出会いませんでした。

 

そこで次に向かったのが、日本の恋愛TVドラマです。思想だの哲学だのといったお堅い世界で生きてきた僕としては、ますますこれまでの自分の世界とは縁遠い世界に入っていったわけですが、これもコロナのなせる業です。コロナというのは、なぜか人間をやけくそにするところを持っているようです。それが吉と出るか、凶と出るか。

 

日本の恋愛映画といえば、岸恵子と佐田啓二の『君の名は』ぐらいしか浮かんでこなかった化石人間の僕にとって、最近の恋愛TVドラマなどといっても、さっぱり見当が付きません。でも、とりあえずYouTubeあたりで拾えるやつをということで観たのが、キムタクと山口智子主演の『ロングバケーション』という作品で、これがなかなか面白かった。あの冒頭で花嫁衣裳を着た山口智子が街中をはだしで駆けるシーンはなかなかの演出でした。

セリフ回しも気に入ったので、その後はこれを書いた北川悦吏子脚本のドラマを選んで観たのですが、そこでたびたびキムタクに出会ったのです。どうやら北川悦吏子という人はキムタクを念頭に置いてシナリオを書いているのではないかと思わせるくらい、キムタクの演技がはまっているのです。

 

どうもこの人はたんなる可愛い歌手上がりのにわか役者なんかではないぞと思うようになり、以後彼の出ているドラマを観まくりましたが、じつに演技がうまい、というか、じつにナチュラルに演技をする人だとわかりました。とくに短いセリフと表情を組み合わせた微妙な演技などは天性の才能としか思えません。これはミーハー嫌いの僕が言うのですから、相当に確かだと思います。皆さんも偏見をなくして彼の演技を観てください。じつにうまい役者だということがわかりますから。遅まきながらも、僕はすっかり彼のファンになりましたよ。

 

彼の出た作品はどれも面白いですが、松たか子と共演した『ラブジェネレーション』、常盤貴子との『ビューティフルライフ』も良かったです。ちょっと悪っぽい役を演じた『空から降る一億の星』も良いですが、ここでは共演の深津絵里と明石家さんまも好演していますね。そういえば、最近深津絵里という人はあまり見かけませんが、どうしたんでしょうか。なかなか魅力的な女優さんだと思いましたが。

 

教授本日も有難うございます

 

ちょ!待てよ(©キムタク)

ドイツ語でもなく、ましてやソーセージの新しいフレーバーの名前でもなく

木村拓哉ですか!キムタクの正体は!!!

 

ぶっちゃけ(©キムタク)

ロンバケ、ラブジェネ、ビューティフルライフ、どれも観てねぇ~(笑)

 

空から降るだけはチラっと観てる様な・・・

私も深津絵里は好きなので・・・

ふかっちゃん確かに最近ドラマに出てないですね

以前の会社にドラマのロケで来てメイク姿を間近に見れたのは良い思い出~~~♪

 

確かにキムタクのナチュラル演技は私も納得です

教授も言うのですから間違いないでしょう機会があれば観てみます!

 

教授の場合コロナのやけくそも吉と出たと言うところでしょうか・・・

 

ドラマも一つのテーマを系統立てて観る

確かに面白いかもしれません参考にさせて頂きます。

 

教授!本日も有難うございました

次は誰の演技にハマるでしょうか、次回レポも期待いたしております

 

モチロン明日も営業中

ぶっちゃけちょ待てよ(©キムタク)