小林敏明教授の「ライプツィヒの街から 22 ライプツィヒの戦い?」

こんばんわ!モンです

 

ちょっと先々週ぐらいまで暑いなぁ10月なのに!

なーんて言っておりましたが、寒いね10月は!やっぱり。

極端すぎるよ気温の変化、春夏秋冬でしょ秋はどーした?秋は???

 

そんななか、ドイツ ライプツィヒ大学東アジア研究所日本語学科の小林敏明教授より

久々にドイツレポートが届きました!

 

教授お忙しい中、ありがとございます!

それでは本日もお願い致します。

皆さん、元気ですか。久しぶりにライプツィヒからの便りです。この週末いかにもライプツィヒらしいバカバカしい話題があったので、報告しておきます。

 

どこかで「ライプツィヒの戦い」という言葉を耳にしたことはありませんか。まあ、普通の人はあまりないでしょうね。よほど受験勉強で世界史か何かを必死に暗記した人でもないかぎりは。

 

これは1813年10月にプロシア、ロシア、オーストリア、スウェーデン(それにイギリス)の連合軍がライプツィヒ郊外でロシア遠征に失敗して退却途上のナポレオン軍を撃破した戦いで、正式には「諸民族の戦い」と呼ばれます。これをきっかけにドイツにネーション意識が高まったとも言われるものです。

 

じつは今年はまさにそのときから数えてちょうど200年目に当たるのです。そこでそれを祝うということで、6千人あまりの人たちが当時の軍服衣装でライプツィヒ郊外の原っぱに集まり、写真のような戦争ゴッコをしたという話です(ちなみに200年前の本番では両軍合わせて50万人が動員されています)。なかには自分の祖先がこれに参加したというので、わざわざロシアやスウェーデンから手作り衣装で駆けつけたというような暇人もいました。

 

何だか、ちょっとヘンですね。僕にはあまり良い趣味とは思えません。だって、早い話が、大の大人たちが原っぱで戦争ゴッコですよ。何だか芸がないじゃないですか 

もっとも百年前の祭典のときには巨大な戦勝記念塔を造り、それが後にナチや東独政権にもてはやされたことに比べると、はるかに平和的に間が抜けていて結構ではありますが。

 

この記念塔はいまや観光名所となっており、最近はネオ・ナチがデモや集会の場所に使いたがっています。

 

いずれにせよ、この石造りのグロテスクな塔、僕の建築趣味にはまったく合いません。

 

それにしてもライプツィヒの人間というのはやたら仮装が好きですね。

 

3月のブック・フェアではメッセ会場を中心にコスプレのオンパレードで、日本マンガの主人公たちが街に溢れたかと思うと(ドイツ人の犬夜叉やカゴメちゃんですよ!)、初夏には前に紹介したゴティック・パーティでこれまた街中が黒装束で溢れかえるという奇妙な街なのですよ。何なんでしょうね、このノリ。

 

この変身願望、いまひとつうだつの上がらない旧東独地区の欲求不満の裏返しなのか、はたまたたんにノーテンキな祭り好きなだけなのか。

まあ、どちらでもあるんでしょう。

 

オリンピックで狂喜乱舞したどこかの国民も同じようなものかもしれませんね。 

 

 

 

教授!レポートありがとうございました!

 

コスプレ好きのドイツ人笑ってしまいますねぇ

でも、日本の漫画やアニメはココ練馬区ととっても縁が深い(手塚治虫、東映動画(現東映アニメーション)ので、ちと嬉しいですね!

 

ぜひ教授がドイツで「クールジャパン、ジャパニメーション(笑)」の伝道師どーですか?練馬区の産業課紹介しますよ!なーーーんてね。

 

しかしオリンピックなんすかね?まったく興味なしです。

しかも私のまわりで「オリンピック東京でみたーい」なーんてノーテンキに言ってる人が一人もいないのにあの支持率???また、このセンスのかけらも無いHPどーにかなりませんかね?こんなページの為に、法外な値段「D通」払われてるかと腹が立つ!

 

いっそのこと2020年にはオリンピック賛成した人達皆でコスプレして 「お・も・て・な・し」でもすればいい!でもオレはヤダ!!!

 

教授!本日もありがとうございました!

またのレポート楽しみにしております!!!